2016年7月2日土曜日

LPC1114FN28の開発環境を構築

お久しぶりです。

これまではArduinoを多く触ってきましたが、今回さらに高性能なLPC1114FN28
にさわってみることにしました。
今回は秋月さんで購入しました。 秋月電子通商 LPC1114FN28



とりあえずLチカしてみようと思います。

開発環境にはmbedを使用しました。
導入の手順などはここにまとまっています。

プログラムは導入時に作成されたサンプルを使用しました。
LPCの14番ピンを0.2秒ごとにHigh or Lowさせるプログラムのようです。
コンパイルし、binファイルをダウンロードしました。

ここで回路を作成します。



(写真では実際に動作させています。)
使用したシリアル変換ケーブルはこちらです。
回路は非常に単純です。

  • 7番ピン->Vcc、8番ピン->GND
  • 22番ピン->GND、21番ピン->Vcc
  • 15番ピン->シリアル変換のTX、16番ピン->シリアル変換のRX
  • 14番ピンにLED->抵抗1KΩ->GND
  • 24番ピンに抵抗510Ω(後述)
その他電源にLEDを追加しています。

次にプログラムを書き込みます。
自分は素子にシリアル変換ケーブルから直接書き込むため、

  • bin->HEXに変換
  • 書き込み

この二つの手順を踏まなければなりません。
これを一度に解決してくれるすばらしいソフトが公開されていました。
http://www3.big.or.jp/~schaft/hardware/tips/LPC1114/page002.html

24番ピンを抵抗を介してGNDに落とし、書き込みモードで電源を入れます。
シリアル変換ケーブルを接続、COMを確認しbinファイルを指定。
書き込むボタンで簡単に書き込むことができます。

ここで一度、電源を切り、24番ピンをオープンにすることでプログラムが起動します。




以上でLチカは成功しました。次回からはシリアル通信などの
モジュールについてサンプルプログラムを試していきたいと思います。